【10月30日 AFP】フランスで急速に進む新型コロナウイルスの感染拡大を止めるため、同国のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は28日、新たなロックダウン(都市封鎖)措置の導入を発表した。バーやレストラン、必須ではない商店は閉鎖が命じられるが、春に2か月続いた前回のロックダウンとは異なり、学校は閉鎖されない。

 フランス公衆衛生局のデータを基に、3月中旬から10月27日までの新規入院患者数の推移と主な感染対策を図にまとめた。

■2月29日
5000人以上のイベント禁止

■3月17日
ロックダウン(都市封鎖)開始

■5月11日
ロックダウン終了

■9月28日
複数都市で夜10時以降のバー、レストラン営業禁止

■10月17日
パリ首都圏と他8都市で夜間外出禁止令発効

■10月28日
マクロン大統領、2回目のロックダウン発表(学校、企業、高齢者施設を除く)。12月1日まで

(c)AFP