【10月31日 Xinhua News】都市としての歴史が浅い中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)は、生活テンポは速い都市だが、文化的な蓄積が不足していることから、かつては「文化の砂漠」とされてきた。

 同市は2003年に「文化立市」戦略を率先して打ち出し、08年11月には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「デザイン都市」に認定された。ここ数年、文化面での革新的な発展で目覚ましい成果を上げている。

 統計データによると、同市の文化クリエーティブ産業の付加価値額は18年に2621億7700万元(1元=約16円)に達し、対GDP比が10%を上回った。今では文化産業が国民経済を支える支柱産業になっており、同市の発展において重要な位置を占めている。(c)Xinhua News/AFPBB News