【10月30日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は117万5992人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4456万1260人の感染が確認され、少なくとも2994万9000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 28日には世界全体で新たに6979人の死亡と47万9389人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1000人。次いでインド(517人)、ブラジル(510人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万7701人が死亡、885万9300人が感染し、少なくとも351万8140人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万8456人、感染者数は546万8270人。以降はインド(死者12万527人、感染者804万203人)、メキシコ(死者9万309人、感染者90万6863人)、英国(死者4万5675人、感染者94万2275人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの104人。次いでベルギー(96人)、スペイン(76人)、ブラジル(75人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5915人、回復者数は8万943人。

 これまで感染が確認されていなかった数少ない国の一つだったマーシャル諸島は28日、2人が感染したことを発表した。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が39万7054人(感染1112万7158人)、欧州が27万927人(感染967万2097人)、米国・カナダが23万7733人(感染908万4886人)、アジアが16万8592人(感染1038万7612人)、中東が5万8516人(感染250万4992人)、アフリカが4万2149人(感染175万186人)、オセアニアが1021人(感染3万4332人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP