長期休暇の中国市場、予想を超えた回復
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【10月30日 People’s Daily】「久しぶりに映画館に行って、一気に3本も映画を見ました」と北京市朝陽区の学生、李建華(Li Jianhua)さん。
今年は中国の中秋節と国慶節の休暇が重なり、「超大型連休」となり、連休中は中国消費者の外出・旅行・買い物熱で、市場は顕著に回復している。商務省の観測によれば、10月1日から8日において、全国の小売・飲食重点観測企業では売り上げが約1億6000万元(約24億円)に達し、1日当たりの平均売上額は去年の大型連休に比べて4.9%増となった。
映画・展覧会・演劇・エクササイズなどは休日の過ごし方として人気の選択だ。商務省のデータによれば、大型連休最初の7日間で、全国の映画は37億元の売り上げとなり、例年の大型連休と比べても高水準である。青海省(Qinghai)の特色あるブックカフェは、連休中人気のスポットとなった。山東省(Shandong)青島市(Qingdao)の「中国詩歌朗読+ライブ書道」は市民のホットな休日の体験となり、河南省(Henan)済源市(Jiyuan)の「山海のファンタジー」のナイトイベントは1日で1万5000人を引き寄せた。
国慶節の大型連休の期間中、海南(Hainan)の免税店では異様に活気づいており、海外の消費を吸収する効果は明らかに上がっている。大型連休の最初の7日間で、海口(Haikou)、三亜(Sanya)、ケイ海(Qionghai)などの免税店では売り上げが昨年比167%増となり、免税ショッピングを楽しんだ人はのべ64%増えている。ショッピングセンターではオフライン・オンラインともに明らかな上げ幅を呈した。
10月1日から8日まで、中国の鉄道・道路・水路・民間航空会社は1日当たり平均6211万5000人を輸送した。中でも、道路輸送は8日間でのべ3億7900万人を運び、1日の平均旅客数はのべ4737万人に達した。各地の旅行部門・通信会社・オンライン旅行サービス企業などのデータによって中国旅行研究院が計算したところによれば、8日間の大型連休中に全国で国内旅行に出かけた人はのべ6億3700万人にのぼり、回復率は前年比79%となった。国内旅行収入は4665億6000万元(約7兆2522億円)となり、前年比69.9%の回復率であった。
中国最大の検索エンジン百度(Baidu)のビッグデータによれば、コロナウイルスの影響を受けた映画・旅行・結婚式などの検索熱はすでにコロナ禍以前の水準に戻っており、去年の同じ時期の水準を超えたものもある。大型連休中、「国内旅行」「近場での小旅行」「ドライブ旅」に関連したワードの検索率は去年の同時期に比して4149%・18%・36%増となっており、人々の「外出欲」の全面的な回復が見られる。(c)People's Daily/AFPBB News