【10月29日 AFP】男子テニス、エルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2020)は28日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6(13-11)、6-3でボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)を下し、ピート・サンプラス(Pete Sampras)氏の記録に並ぶ通算6度目の年間1位を事実上確定させた。

 11月に開催されるソフィア・オープン(Sofia Open 2020)にラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がワイルドカード(主催者推薦)で出場しない限り、ジョコビッチは年間1位で2020年を終えることになる。

 なお、ジョコビッチは今大会で優勝すればナダルの動向に関係なく、サンプラス氏に肩を並べることができる。

 33歳のジョコビッチは、これまでに2011年、12年、14年、15年、18年に1位でのシーズンフィニッシュを経験し、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)やナダルらと5回で並んでいる。サンプラス氏は1993年から98年にかけて6年連続で1位でシーズンを終えた。

 25日にジョコビッチは、「サンプラスは自分の幼い頃のアイドルで、6回目の年間1位を達成して記録に並べたら夢のようだ」とコメントしていた。

 さらにジョコビッチはもう一つ、フェデラーが持つ1位在位310週の最長記録にも挑戦している。在位が292週に達したジョコビッチは、このままトップを守り続ければ来年の3月上旬にはフェデラーを抜く。

 同日行われた1回戦では、第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が6-7(3-7)、6-3、6-4でジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)を退けて初戦を突破した。ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2019)王者のチチパスは次戦、8強入りを懸けてグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。

 また、第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は6-3、6-1でラッキールーザーの莊吉生(Jason Jung、ジェイソン・ジュン、台湾)を下し2回戦に進んだ。(c)AFP