【10月29日 Xinhua News】米調査会社ニールセンがこのほど発表した「2020年3C(注)業界消費動向リポート」によると、京東集団(JDドットコム)は現在、家電や携帯電話、パソコン、デジタル製品の販売で同業他社をリードし、急速に差を広げている。

 今年上半期(1~6月)の中国家電小売市場でのシェアは28・9%で、前年同期から6・2ポイント上昇し、引き続き業界首位を維持している。

 今年のネット通販セール「6・18」期間中、京東集団はBtoC(企業と消費者の取引)による携帯電話販売台数でインターネット市場の58%を占め、再び最大の電子商取引(EC)サイトとなった。パソコン・デジタル製品のオンライン販売量では8割以上を占めた。

 ニールセンは、正規品保証、豊富なラインナップ、確実なアフターサービスなどが、消費者が京東集団を選ぶ大きな強みとなっているとの見方を示した。

 注:3CとはComputer(コンピューター)、Communication(コミュニケーション)、Consumer Electronics(家電)の頭文字で、情報機器・家電の総称。(c)Xinhua News/AFPBB News