【10月27日 AFP】男子テニス、世界ランク2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)は26日、母国スペイン・マヨルカ(Mallorca)島のリュクマジョール(Llucmajor)で開催されたプロゴルフ大会のバレアレス選手権(Balearic Championship)を6位タイで終え、専門外の競技でも優れた能力があることを示した。

 地元スポーツ紙マルカ(Marca)によると、ハンディキャップインデックス0.3の腕前を誇る34歳のナダルは、プロとアマチュアの混合戦として行われた3日間の大会で初日と2日目をそれぞれ「74」、最終日を「77」でまとめ、優勝したセバスチャン・ガルシア(Sebastian Garcia、スペイン)から10打差の好スコアを記録した。

 次はゴルフクラブをラケットに持ち替え、来月2日に開幕するパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2020)でコートに戻るナダルは、先日の全仏オープンテニス(French Open 2020)決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に圧勝し、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と並ぶ四大大会(グランドスラム)歴代1位の通算20勝目を達成した。(c)AFP