【10月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は115万5301人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4308万500人の感染が確認され、少なくとも2919万4100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日には世界全体で新たに4313人の死亡と40万8969人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの480人。次いで米国(461人)、イラン(337人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万5239人が死亡、863万6995人が感染し、少なくとも342万2878人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万7134人、感染者数は539万4128人。以降はインド(死者11万9014人、感染者790万9959人)、メキシコ(死者8万8924人、感染者89万1160人)、英国(死者4万4896人、感染者87万3800人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの104人。次いでベルギー(93人)、スペイン(74人)、ボリビア(74人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5810人、回復者数は8万911人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が39万1941人(感染1094万3182人)、欧州が26万2837人(感染887万6668人)、米国・カナダが23万5185人(感染885万3039人)、アジアが16万6317人(感染1021万2958人)、中東が5万6752人(感染244万1985人)、アフリカが4万1257人(感染171万8636人)、オセアニアが1012人(感染3万4038人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP