【10月26日 CGTN Japanese】中国西北部の陝西省(Shaanxi)で24日、西安城壁マラソン大会2020が開かれ、4000人余りの愛好者が参加しました。コロナ禍の影響で、今年の大会は6カ月ぶりの延期開催となりました。

 今回の大会ではハーフマラソンの他、城壁を一周する13.7キロコース、5キロコースが設置されました。600年以上の歴史を持つ城壁を保護するため、参加者は人数を制限し、抽選で選ばれました。

 また、コロナの影響で西安へ行けない愛好者に考慮して、主催側は北京や南京など、古代の城壁を持つ10の都市でオンライン参加方式を設けました。

 西安の城壁は今からおよそ1500年前の隋の時代に建設されました。現存のものは明の時代の改築を経て、中国で完全に保存されている最大の古代城壁です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News