【10月28日 CNS】中国各地の住宅街で、「顔認証ごみ箱」の導入が進んでいる。北京市西城区(Xicheng)徳勝街道新風街の住宅地でも昨年から、顔認証ごみ箱が設置されている。

 事前に登録を済ませている地域住民がごみ箱の前に立つと、設置されたカメラが数秒で顔をスキャン。認証が終わるとごみ箱のふたが開き、「生ごみ」「リサイクルごみ」など種類に分けてごみを捨てる。ごみの量に応じて一人一人にポイントが付与され、ポイントがたまると日用品と交換できる。

 顔認証システムにより、住民以外によるごみの不法投棄を防ぎ、ごみ分別を促進し、住民もポイントがたまるといった「一挙数得」の効果がある。(c)CNS/JCM/AFPBB News