【10月26日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)相城区で21日、通信事業大手の中国移動通信集団(チャイナモバイル、China Mobile)と自動運転スタートアップの「軽舟智航(QCraft)」が共同開発した常設運用型の自動運転路線バスが営業を開始した。

 バスの車外と車内にはレーダーやカメラなどのセンサー機器が多数設置されている。乗客定員は9人で安全員が運転席に座るが、運転は自動運転ソフトウエアが行う。運行路線は4キロ余りで一般道を走行。第5世代移動通信システム(5G)により道路標識や工事区域、異常走行車両などの情報を常時把握できる。

 運行路線を日常的に利用する通勤客を募集し、当面は無料で運行するという。(c)Xinhua News/AFPBB News