【10月27日 Xinhua News】世界的多国籍企業であるウイリス・タワーズワトソンと資産運用専門誌「ペンション&インベストメント」がこのほど発表した「2020年世界運用資産規模トップ500社ランキング」によると、ブラックロック、バンガードグループ、ステート・ストリート・グローバル、フィデリティ・インベスメンツがトップ4にランクインした。中国本土企業では24社がランクインした。うち建信基金管理が89位となり、中国本土企業の中でトップとなった。

 中国本土企業24社がランクインしたことは注目に値する。統計データによると、19年末時点で建信基金管理の運用資産規模は2318億2200万ドル(1ドル=約105円)で89位、中国本土企業の中でトップとなった。易方達基金管理は2050億7700万ドルで100位となり、建信基金管理に次いで2位となった。このほか、中国農業銀行、中信証券、工銀瑞信基金管理、華夏基金管理、嘉実基金管理、南方基金管理、博時基金管理、招商基金管理、匯添富基金管理、華泰柏瑞基金管理、中銀基金管理、鵬華基金管理、華安基金管理などが上位100~200位にランクインした。

 市場動向でみると、直近5年で上位500社にランクインした中国本土企業の運用資産規模は25・5%増(人民元建て計算)、伸び幅は世界市場で首位に立った。(c)Xinhua News/AFPBB News