【10月24日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、フロリダ州の投票所を訪れ、大統領選の期日前投票を行った。

 トランプ氏はフロリダ州に邸宅があり、昨年に居住地を地元ニューヨークから同州に移していた。

 ウエストパームビーチ(West Palm Beach)の図書館に設置された投票所を訪れたトランプ氏は、投票を終えると笑顔を見せ、「トランプという名の男に投票した」と語った。

 米国では、新型コロナウイルスの流行により投票所での投票に問題が生じていることから、既に5500万人近くが選挙日を待たずに投票を行った。

 トランプ氏は郵便投票が不正を誘発するという根拠のない主張を繰り返しており、この日も「とても安全な投票だった。郵便投票よりもはるかに安全だ」と語った。

 世論調査の支持率で民主党の対立候補ジョー・バイデン(Joe Biden)氏に後れを取っているトランプ氏は、11月3日の投票日を控えた追い込みの選挙運動に奔走している。24日にはノースカロライナ、オハイオ、ウィスコンシンの激戦3州で立て続けに選挙集会を開く予定だ。(c)AFP