【10月22日 CGTN Japanese】 20日、福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)と長崎市が友好都市締結40周年を祝うため、両市でオンラインによる記念活動を行いました。

 福州市と長崎市は1980年10月20日に友好都市関係を締結しました。長崎市は福州市にとって初の国際友好都市で、福州市は福建省で初めて海外の都市と友好関係を締結した都市でもあります。

 記念活動で、福州市の尤猛軍(You Mengjun)市長と長崎市の田上富久市長がそれぞれ祝辞を述べたほか、両市の水産交流協議、福州外国語学校と長崎商業高等学校、福州第19中学と長崎市三重中学それぞれの友好学校関係締結協議に調印しました。

 尤市長は、「友好関係締結してからの40年、双方の人員往来は頻繁になっている。経済貿易協力も絶えず深まり、文化教育、スポーツ試合、文化芸術、黄檗文化など各方面の交流がますます緊密になり、水道技術、水産などの分野における協力が実り豊かな成果を収めた」として、「長崎市の都市管理、空間利用などの分野には先進的な理念があり、船舶製造、水産品加工、観光などの分野での優位性が顕著で、福州の都市建設、産業発展と強い相互補完性がある。双方の協力見通しは明るい」と述べました。

 一方、田上市長は、「映像会議という新しい形によって従来の交流の形を変えただけでなく、両市の友好関係の発展の体現にもなる」と示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News