【10月22日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2020)は21日、第2ステージ(パンプロナからレクンベリ、151.6キロメートル)が行われ、モビスター・チーム(Movistar Team)のマルク・ソレル(Marc Soler、スペイン)がステージ優勝を飾り、2位に入ったチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)の前年王者プリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が総合首位を守った。

 自身初のグランツール(三大ツール)区間制覇を遂げた26歳のソレルは「本当にうれしい。この勝利は困難に見舞われたシーズンの中での、チームの頑張りのたまものだ」と語った。

 モビスターとしての勝利はワンデーレースのトロフェオ・ポレンサ〜アンドラッチ(Trofeo Lloseta-Andratx 2020)に続く今季2度目で、その際もソレルが優勝を飾っていた。

 3位にはイスラエル・スタートアップネーション(Israel Start-Up Nation)のダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)が続いた。

 ソレルは最後の1級山岳の峠を越えたところでアタックを仕掛けると残り13キロで優勝候補のいる集団を置き去りにし、ログリッチらの集団に19秒差をつけてフィニッシュした。

 マーティンがイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)を抜いて総合2位浮上する中、ログリッチは総合争いでの差を9秒に広げている。(c)AFP