【10月22日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は22日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が21日、新たに14人確認されたと発表した。内訳は上海市8人、広東省3人、四川省2人、福建省1人で、全て「輸入症例」だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は2人(上海市での輸入症例)増えた。

 21日の新たな退院者は16人で、経過観察が解除された濃厚接触者は623人だった。重症者は前日より1人減った。

 輸入症例の患者は現在234人で、うち重症者は1人。感染の疑いがある患者は5人だった。累計感染者数は3167人で、うち2933人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

 22日午前0時時点の中国本土の感染者数は245人で、うち重症者は2人。感染者の累計は8万5729人で、退院者は8万850人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は5人で、特定された濃厚接触者は累計84万8217人、経過観察を受けている濃厚接触者は8473人だった。

 21日に新たに確認された無症状の感染者は25人で、全て輸入症例だった。同日に確定診断された無症状感染者は1人(輸入症例)で、21人(すべて輸入症例)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は406人(輸入症例405人)となっている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計5859人で、うち香港特別行政区が5269人(退院5004人、死亡105人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が544人(退院495人、死亡7人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News