【10月22日 AFP】20MLBは21日、ワールドシリーズ(7回戦制)の第2戦が行われ、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)はブランドン・ロウ(Brandon Lowe)の2本塁打などでロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を6-4で下し、戦績を1勝1敗のタイに戻した。

 ジョーイ・ウェンドル(Joey Wendle)にも3打点が生まれたレイズは、23日に行われる第3戦にこの勢いを持ち込むことを目指す。

 米テキサス州アーリントン(Arlington)の中立地、グローブライフフィールド(Globe Life Field)での第1戦を8-3でものにしたドジャースは、クリス・テイラー(Chris Taylor)やウィル・スミス(Will Smith)、コーリー・シーガー(Corey Seager)が本塁打を放ったものの及ばなかった。

 ロウは初回、1死の場面でドジャース先発トニー・ゴンソリン(Tony Gonsolin)のストレートを捉えるとこれが外野の壁を越え、チームに先制点をもたらすソロ本塁打となった。

 ポストシーズンでの登板はこれがキャリア通算3度目となったゴンソリンは1回3分の1でマウンドを降りたが、後続もロウの餌食になった。ウェンドルのライナー性の当たりで2点を加えたレイズは5回、ロウがドジャース4人目のダスティン・メイ(Dustin May)から左翼スタンドに2点本塁打を放ち、スコアを5-0に広げた。

 一方、レイズの先発投手ブレイク・スネル(Blake Snell)は、切れ味鋭いスライダーを武器に4回まで被安打を0に抑えていたが、5回裏2死の状況からテイラーに2点アーチを許した。

 テイラーに一発を浴びた後、ムーキー・ベッツ(Mookie Betts)を四球で歩かせたスネルは続くシーガーにも単打を許し、レイズのケビン・キャッシュ(Kevin Cash)監督がニック・アンダーソン(Nick Anderson)をマウンドに送り込むと、ジャスティン・ターナー(Justin Turner)から三振を奪ってドジャースの攻撃を終わらせた。

 4回と3分の2を投げたスネルは被安打2、失点2、奪三振9、与四球4という内容だった。(c)AFP/Rebecca BRYAN