【10月22日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会医薬衛生科技発展センターの鄭忠偉(Zheng Zhongwei)主任は20日、国務院共同予防・抑制メカニズムの記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの生産量が年末までに6億1千万回分に達するとの見通しを明らかにした。

 鄭氏は、国内外の新型コロナワクチン需要に対応するため、来年もワクチン生産を拡大していくと説明。ワクチンは公共財という観点から、中国が開発する新型コロナワクチンの価格は、需要と供給に応じたものではなくコストを考慮して設定すると述べ、一般に受け入れられる手頃な価格になると付け加えた。

 ワクチン接種について鄭氏は、感染リスクが高い特定の人々を優先すべきとの見方を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News