【10月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は21日、グループD第1節が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)はニコラス・タグリアフィコ(Nicolas Tagliafico)のオウンゴールが決勝点となり、敵地でアヤックス(Ajax)に1-0で勝利。守備の要であるDFビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)がいなくても対処できることを証明したリバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、チームの闘志をたたえた。

 前週末のエバートン(Everton)戦で前十字靱帯(じんたい)を負傷したファン・ダイクは、今季の残りの試合を全て欠場する見通しとなっている。

 ファン・ダイク不在のリバプールは苦戦するだろうと批評家たちは主張していたが、CBに入ったMFファビーニョ(Fabinho)がジョー・ゴメス(Joe Gomez)と共にその穴をしっかりと埋めた。

 ベストな内容ではなく、サディオ・マネ(Sadio Mane)のシュートの当たり損ねをタグリアフィコがオウンゴールにするなど運が味方する場面もあったリバプールのクロップ監督にとって、グループステージ初戦でのこの勝利は励みになる結果となった。

 クロップ監督は「完璧ではなかったが、素晴らしい闘志を見せた」とコメントした。「チャンスを生かせなかったのは残念だった。アヤックスにも大きなチャンスがあったがポストに当たった」

「1-0でリードしているときは、そうしたことが起こり得る。だが、試合に関しては全体的に満足している」「両チームとももっと良いサッカーができたと思う。雑な時間もあった。芝が深く、ぬかるんでいた」

「シェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)には活気があったし、南野拓実(Takumi Minamino)も信じられないようなプレーを見せた。彼は機械のようだ。5人の交代が可能なときは助かる」 (c)AFP