【10月22日 AFP】(写真追加)米国のバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領は21日、米大統領選でジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領への支持を訴える集会を初めて開き、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領について「大統領職に真剣に取り組むことができないと証明した」と述べた。

 オバマ氏は、激戦州ペンシルベニア州のフィラデルフィア(Philadelphia)でドライブイン形式の集会を開き、「これはリアリティー番組ではない。リアリティー(現実)だ」「トランプ氏は大統領職に真剣に取り組むことができないと証明してきたが、私たちはその結果を甘受するほかなかった」と述べた。

 オバマ氏は、「指導者とみなされている人々が毎日うそをつき、作り話をしているだけだったら、民主主義は機能しなくなる」とも述べた。さらに、前回の大統領選に言及し、世論調査ではバイデン氏優勢だが、「楽観」しないよう呼び掛けた。(c)AFP