【10月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は112万6471人に増加した。

【あわせて読みたい】コロナに故意に接触させ発症を観察 英で新研究へ、世界初か

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4085万6210人の感染が確認され、少なくとも2803万5900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 20日には世界全体で新たに6636人の死亡と38万2496人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の854人。次いでインド(717人)、ブラジル(655人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万1083人が死亡、827万5066人が感染し、少なくとも329万5148人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万4837人、感染者数は527万3954人。以降はインド(死者11万5914人、感染者765万1107人)、メキシコ(死者8万6993人、感染者86万714人)、英国(死者4万3967人、感染者76万2542人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの103人。次いでベルギー(91人)、スペイン(73人)、ボリビア(73人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5715人、回復者数は8万834人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が38万3785人(感染1061万9763人)、欧州が25万4318人(感染783万4778人)、米国・カナダが23万875人(感染847万8221人)、アジアが16万1879人(感染987万3513人)、中東が5万4381人(感染235万882人)、アフリカが4万225人(感染166万5509人)、オセアニアが1008人(感染3万3551人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP