【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は20日、グループG第1節が各地で行われ、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を欠くユベントス(Juventus)は、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の2ゴールでディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)を2-0で下した。

 後半開始早々、こぼれ球を押し込んで先制点を挙げたモラタは、84分にも追加点をマーク。同組の他の試合ではFCバルセロナ(FC Barcelona)がフィレンツバロシュTC(Ferencvaros TC)を5-1で下したため、アウェーで勝利したユベントスは2位につけている。

 新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したロナウドとウェストン・マケニー(Weston McKennie)はウクライナに遠征しておらず、アレックス・サンドロ(Alex Sandro)とマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)も負傷で欠場した。

 それでも41歳のアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)新監督は、イタリア・セリエAのブレシア(Brescia Calcio)に所属していた25年前、自身にリーグ戦初先発の機会を与えてくれたミルセア・ルチェスク(Mircea Lucescu)監督を相手に、欧州カップ戦デビューを白星で飾った。

 ピルロ監督は、直前のリーグ戦を1-1で引き分けたことにも触れつつ「一歩ずつ進んでいく。土曜日のクロトーネ(FC Crotone)戦と比べ、堅実な試合ができたことは重要」「なんとか月曜日に(練習で)トライすることができたし、きょうはより組織的だった」とコメントした。

 また、モラタは「重要な勝ち点3」と振り返り、「優勝の可能性は毎年あるが、行けるところまで勝ち進みたい」と語った。

 1984-85シーズン、1995-96シーズンに続く3度目の欧州制覇を目指しているユベントスは、これまでに7度決勝で敗れており、2014-15シーズンの決勝にはピルロ監督も出場していた。

 ユベントスは28日、ホームにバルセロナを迎える。(c)AFP