【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は20日、グループG第1節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は5-1でフィレンツバロシュTC(Ferencvaros TC)を下した。

 昨季、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に屈辱を味わわされて以来となる欧州の舞台で、バルセロナが悪夢を多少振り払う大勝を挙げた。

 チームはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が自ら得たPKを成功させて先制し、17歳のアンス・ファティ(Ansu Fati)がボレーシュートとフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)へのアシストで巧みに2ゴールを生み出した。

 その後は守備のもろさを再び露呈し、ジェラール・ピケ(Gerard Pique)がペナルティーエリア内で相手選手を倒して退場を宣告されると、さらにPKを決められて1点を返された。それでも終盤にペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri')とウスマン・デンベレ(Ousamane Dembele)のゴールで突き放し、バルセロナは週末のレアル・マドリード(Real Madrid)との伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」に向けて勢いのつく勝利を手に入れた。

 ファティは「最大限のモチベーションで試合に臨める」「次はクラシコ。自分がずっとプレーを夢見ていた試合だ」とコメントした。

 大勝によってグループ首位発進を果たしたバルセロナだが、レッドカードをもらったピケは次週行われるユベントス(Juventus)とのアウェーゲームは出場停止となる。ユベントスもこの日、ディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)を下して白星スタートを切っている。(c)AFP