【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は20日、グループH第1節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が再び終盤に決勝点を奪い、アウェーでパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を2-1で下した。

 2018-19シーズンのPSG戦で、試合終了間際にPKを決めてチームを準々決勝に導いていたラシュフォードは、今回の対戦でも87分に決勝ゴールを挙げ、ユナイテッドが昨季の準優勝チームからふさわしい勝利を手にした。

 ユナイテッドは23分、ブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)がやり直しになったPKを決めて先制するも、55分にはアントニー・マルシアル(Anthony Martial)がヘディングで自身のネットを揺らす不可解なオウンゴールで同点に追いつかれた。

 その後は両チームが引き分けではなく勝利を目指すことを選び、お互いが相手ゴールに近づく展開となったが、序盤にGKケイロール・ナバス(Keylor Navas)に2度シュートを防がれていたラシュフォードが決勝点をマークした。

 ラシュフォードは英BTスポーツ(BT Sport)に「もちろん良い気分。より重要なのは試合に勝利することで、これで僕らはグループで有利な状況に立った」とコメントした。

「最初の試合だから、きょう見せた集中力や強度をプレミアリーグの次の試合で出さねばならない」

 同組の他の試合では、RBライプツィヒ(RB Leipzig)がホームでイスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)に2-0で勝利。ユナイテッドは来週、首位に立ったライプツィヒをホームに迎える。(c)AFP/Andy SCOTT