【10月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は21日、グループB第1節が各地で行われ、インテル(Inter Milan)はロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が終了間際に同点弾をマークし、ホームでボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)と2-2で引き分けた。

 ルカクの得点で49分に先制したインテルはボルシアMGの反撃に遭い、63分にラミー・バンセバイニ(Ramy Bensebaini)にPKで1点を返されると、84分にはヨナス・ホフマン(Jonas Hofmann)に逆転ゴールを許した。

 しかし90分、ルカクが至近距離からボールを相手ゴールに押し込み、なんとか追いついた。

 2得点のルカクは「僕らはもっとうまくやれるから、個人的にきょうは良い結果ではなかった。努力し続け、精神的にも強いままでいなければならない」とコメントした。

「チームにとって簡単な時間ではないが、自分たちのクオリティーを信じ続ける必要がある」

「もっと強くなる必要があるし、守備に関しても改善しなければならない。自分たちのミスから2失点を喫し、多くのチャンスをふいにした。きょうのような試合ではつけを払うことになる」

 先に行われた試合で、レアル・マドリード(Real Madrid)を3-2で下したシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)がグループBの首位に立っており、インテルとボルシアMGは1ポイントで並んでいる。

 1-2で敗れた前週末のACミラン(AC Milan)戦からの立ち直りを目指していたインテルだが、新型コロナウイルスによる5選手の不在に苦しんでいた。

 同チームではミラン・シュクリニアル(Milan Skriniar)やロベルト・ガリアルディーニ(Roberto Gagliardini)、アンドレイ・ラドゥ(Andrei Radu)、アシュリー・ヤング(Ashley Young)が陽性反応を示しており、SBのアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)もボルシアMG戦の数時間前に離脱が決まった。(c)AFP