【10月20日 AFP】自転車反ドーピング財団(CADF)は19日、8月に行われたワンデークラシックのジロ・ディロンバルディア(2020 Giro di Lombardia)で峡谷に転落したレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)と、落車の後に同選手のポケットから見つかった謎の物体に関して、調査すべきドーピング違反はなかったと発表した。

 国際自転車競技連合(UCI)に代わってドーピングコントロールに対応するCADFは、8月15日のレース後に調査を開始し、UCIのダビド・ラパルティアン(David Lappartient)会長も「レムコ・エベネプールの後ろポケットから取り出された物体について、われわれはもう少し知りたい」と話していた。

 エベネプールが所属するドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)は当時、物体は栄養ドリンクのボトルだと主張し、CADFもこのたび疑わしいものはなかったとした。CADFは「アンチ・ドーピング規則の違反はなかったと結論づけ、この後に新たな要素が持ち込まれない限り、この件は終了したと考える」と述べている。(c)AFP