【10月20日 AFP】イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のダービー・カウンティ(Derby County)に所属するウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)は、新型コロナウイルス検査で陰性だったにもかかわらず、自主隔離を強いられ試合を欠場することになるのは「腹立たしく、がっかりだ」と述べた。

 イングランド代表の元キャプテンで、現在はダービーで選手兼コーチを務めるルーニーは先日、新型ウイルス検査を受けるよう指示されていた友人の訪問を受けた。問題の友人はその後陽性であることが分かった。

 現在34歳のルーニーはツイッター(Twitter)に「検査の結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっていなかったという知らせをたった今聞いた」「自分自身や家族のことは良かったと思うが、今後自主隔離し、@dcfcofficialの重要な試合を欠場することになるのはもちろん腹立たしく、がっかりだ」と投稿した。

 英大衆紙サン(Sun)が18日に伝えたところによれば、自主隔離していなくてはいけないはずだったにもかかわらず、友人が時計を手渡すために15日に自宅を訪れてきた後、ルーニーは激怒したという。

 新型ウイルス関連の懸念があったことを知らなかったルーニーは、訪問の翌日に行われたワトフォード(Watford FC)とのホームゲームにも出場していた。試合はダービーが0-1で敗れている。(c)AFP