【10月19日 CGTN Japanese】 長さ161.6メートル、高さ2メートル、計101枚からなる長巻油絵『黄河』が中国美術館で展示されています。これは中国美術館主催の「黄河魂 赤子心――王克挙百メートル長巻油絵展」の展示作品で、同展は中国美術館寄贈と収蔵シリーズ展の一つとなります。

 今回の展示では、画家の王克挙氏が中国美術館に寄贈した長巻油絵『黄河』のほか、そのデッサン、下絵および長巻創作と同時に完成した50点の作品、そして一部映像やインスタレーションアート関連の文献資料などが見られます。

 長巻油絵『黄河』の写生と創作は2016年から2019年にかけて行われました。4年間かけて八つの省、自治区を巡り、その行程は4万キロメートルに及びました。長巻は黄河の源である星宿海から壺口瀑布、泰山などを経て、東営の河口まで30以上のスポットを描き、黄河の生命力を示しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News