【10月19日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは18日、第5節の試合が行われ、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)が復帰後初出場を果たしたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は3点リードから終盤によもやの反撃を許し、ウェストハム(West Ham)と3-3で引き分けた。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からローンで加入したベイルは、3-0とリードした72分にピッチに上がったが、チームはまさかの形で追いつかれ、忘れたい復帰戦となった。

 後半アディショナルタイムにマヌエル・ランシーニ(Manuel Lanzini)に同点弾を決められる前、勝ち点3を確実にする決定機を外したベイルも、トッテナムが勝ちを逃した大きな一因だった。

 トッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、「試合はコントロールできていた。ハリー・ケイン(Harry Kane)のシュートがゴールポストに当たった場面では4点目になっていてもおかしくなかったし、ギャレス・ベイルも試合を決められた。試合を手中に収めていたが、2ポイントを失った」とコメントした。

「われわれはより強くあるべきだ。相手はラッキーだったが、その幸運に見合っていたかもしれない。われわれはアンラッキーだったが、それに値していたかもしれない」

 また、アストン・ビラ(Aston Villa)は敵地でレスター・シティ(Leicester City)を1-0で下し、開幕4連勝を飾った。

 キングパワー・スタジアム(King Power Stadium)に乗り込んだビラは90分、チェルシー(Chelsea)からローン移籍で加入しているロス・バークリー(Ross Barkley)がペナルティーエリア外からシュートを突き刺し、劇的な勝利を挙げた。

 数か月前、昨シーズンの最終節で降格を免れたばかりのビラだが、今季は2位につけている。(c)AFP