【10月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は111万1152人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも3974万2730人の感染が確認され、少なくとも2734万1000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 17日には世界全体で新たに5302人の死亡と37万2882人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1033人。次いで米国(661人)、ブラジル(461人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万9289人が死亡、810万6752人が感染し、少なくとも322万573人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万3675人、感染者数は522万4362人。以降はインド(死者11万4031人、感染者749万4551人)、メキシコ(死者8万6059人、感染者84万7108人)、英国(死者4万3579人、感染者70万5428人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの102人。次いでとベルギー(90人)、ボリビア(73人)、ブラジル(72人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5672人、回復者数は8万786人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が37万9605人(感染1046万3815人)、欧州が24万9826人(感染733万1743人)、米国・カナダが22万9035人(感染830万3073人)、アジアが15万9279人(感染967万3315人)、中東が5万2851人(感染229万9676人)、アフリカが3万9552人(感染163万7885人)、オセアニアが1004人(感染3万3223人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP