【10月18日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは17日、第5節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はアーセナル(Arsenal)に1-0で勝利。ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、試合中にシアン・マッシーエリス(Sian Massey-Ellis)副審の肩に手をかけて批判されているセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)を擁護した。

 本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でアグエロは、相手ボールになったスローインの判定に抗議し、その場を離れようとした女性審判のマッシーエリス氏の肩に手をかけた。

 膝を手術して6月以来の復帰戦となったアグエロは、この行為によりソーシャルメディア上でバッシングを受け、元チームメートのミカ・リチャーズ(Micah Richards)氏は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)で「わきまえるべき」だと同選手を批判した。

 2016年に導入されたルールによると、選手は出来事の性質に応じて、審判に触れた場合に警告、または退場になるとされている。

 しかしシティの歴代最多得点記録を持つアグエロは処罰されておらず、グアルディオラ監督は試合後の記者会見で、「聞いてほしい。セルヒオは私がこれまで出会った中で最高の人間だ。こんなことではなく、ほかの問題を探ってはくれないか」と話した。

 試合はラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)の決勝点によりシティが久々の勝利を挙げている。(c)AFP