【10月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は110万5691人に増加した。

【あわせて読みたい】コロナ「野放し」の集団免疫戦略は非倫理的 WHOが警告

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも3936万8710人の感染が確認され、少なくとも2711万7500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 16日には世界全体で新たに6118人の死亡と40万3629人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの837人。次いで米国(796人)、ブラジル(754人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万8602人が死亡、805万385人が感染し、少なくとも319万7539人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万3214人、感染者数は520万300人。以降はインド(死者11万2998人、感染者743万2680人)、メキシコ(死者8万5704人、感染者84万1661人)、英国(死者4万3429人、感染者68万9257人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの102人。次いでベルギー(89人)、ボリビア(72人)、スペイン(72人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5659人、回復者数は8万766人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が37万7952人(感染1040万2140人)、欧州が24万8695人(感染718万5938人)、米国・カナダが22万8323人(感染824万3966人)、アジアが15万7980人(感染959万5343人)、中東が5万2445人(感染228万4760人)、アフリカが3万9293人(感染162万3444人)、オセアニアが1003人(感染3万3126人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP