【10月17日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2020)は16日、第13ステージ(チェルビアからモンセリーチェ、192キロメートル)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のディエゴ・ウリッシ(Diego Ulissi、イタリア)が区間優勝を果たし、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が総合首位のマリア・ローザ(ピンクジャージー)を維持した。

 ジロのステージ制覇は今大会2度目にしてキャリア8回目となるウリッシは、最後のスプリント勝負でアルメイダとボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のパトリック・コンラッド(Patrick Konrad、オーストリア)をタイヤ半分の差で抑えた。

 アルメイダはボーナスタイムを獲得し、総合争いで2位につけるチーム・サンウェブ(Team Sunweb)のウィルコ・ケルダーマン(Wilco Kelderman、オランダ)、同3位につけているバーレーン・マクラーレン(Bahrain McLaren)のペリョ・ビルバオ(Pello Bilbao、スペイン)との差を広げた。

 平たんなコースが続く150キロ付近までは7人の逃げ集団がレースを主導したが、最後の17キロに連なる二つの峠では徐々に脱落者が出た。

 17日の第14ステージは、コネリャノ(Conegliano)からバルドッビアーデネ(Valdobbiadene)まで34.1キロの距離を競う個人タイムトライアルとなる。(c)AFP