【10月17日 AFP】20-21フランス・リーグ1は16日、第7節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は10人のニーム・オリンピック(Nimes Olympique)を4-0で下し、首位に浮上した。PSGのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は48時間で2試合目となった一戦に臨んだものの、残っている疲労を振り払って2得点を挙げた。

 序盤にDFロイック・ランドル(Loick Landre)が退場してニームが疲れ切る中、エムバペは32分に先制点を決めると、後半にもチーム3点目を挙げた。

 77分にアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)がチーム2点目を決め、試合終了間際にパブロ・サラビア(Pablo Sarabia)が4点目を手にしたPSGは5連勝を飾り、得失点差でレンヌ(Stade Rennes FC)を上回り首位に立った。

 新加入のモイゼ・ケアン(Moise Kean)やラフィーニャ(Rafinha Alcantara)がデビューを飾ったPSGは、インターナショナルマッチウイークや20日に控えるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)もあって、主力が欠場。ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、W杯カタール大会(2022 World Cup)の南米予選を13日にペルーで戦ったこともあり、この日の遠征に帯同しなかった。

 一方14日にフランス代表として臨んだUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)のクロアチア戦で決勝点を挙げたエムバペは、中一日で先発出場した。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は「きのうキリアンと話をしたら、気分は良いから絶対にプレーしたいと言っていた」と語った。

「彼は常に違いを生み出せる選手で、まさにそれを実現してくれた」 (c)AFP/Martyn WOOD