【10月16日 AFP】ドイツの裁判所は16日、新型コロナウイルスの感染拡大対策としてバーやレストランを対象に出された、午後11時から翌朝6時までの閉店命令について、その有効性が「明白とはいえない」として、差し止める判断を示した。

 飲食店経営者11人からの申し立てを受けた行政裁判所は、同国における新規感染は現在、家族や友人の私的な集まりや、各地域の施設、食肉加工工場、宗教行事、旅行などから発生していると指摘。

 よって飲食店の閉鎖は、同業界の「自由の不均衡な侵害」に当たると判断したという。(c)AFP