【10月17日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)萍郷市(Pingxiang)蘆渓県(Luxi)宣風鎮(Xuanfeng)中心学校の教員、李学戦(Li Xuezhan)さん(58)は、1996年に同校でより優れた科学普及教育を実施するため、国語教師から科学技術課の教師に転じた。当時は教材が不足していたことから、李さんはいつも自転車に乗って、学校の近くでミネラルウオーターのボトルや木材、壊れたタイヤなどの廃品を拾い集めて教材を作り、生徒たちに日常生活の基本的な科学原理を教えた。

 それから20数年、同校の教育の質は向上し続け、李さんと生徒たちは作品を次々と作り出していった。その多くが市レベル以上の発明イノベーション賞を受賞している。日頃から穏やかで親しみやすく、アイデアにあふれる李さんは、生徒や他の教員たちから「いたずらっ子先生」と呼ばれている。(c)Xinhua News/AFPBB News