【10月16日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2020)は15日、第12ステージ(チェゼナティコからチェゼナティコ、204キロメートル)が行われ、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のジョナタン・ナルバエス(Jhonatan Narvaez、エクアドル)が独走で区間優勝を果たし、今大会チーム3勝目を飾った。

 ほぼ一日中雨に打たれたレースでナルバエスは、残り24キロ地点でパンクに見舞われたバーレーン・マクラーレン(Bahrain-McLaren)のマーク・パドゥン(Mark Padun、ウクライナ)に1分8秒差、続いて3位に入ったEFプロサイクリング(EF Pro Cycling)のサイモン・クラーク(Simon Clarke、オーストラリア)に6分50秒差をつけた。

 2004年に亡くなったマルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏の故郷を回るこのステージで、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)は、総合首位のマリア・ローザ(ピンクジャージー)を守った。アルメイダや総合首位を争う有力選手は、ナルバエスから約8分以上遅れてフィニッシュした。(c)AFP