【10月16日 時事通信社】ブラジル連立与党の上院副院内総務が新型コロナウイルス対策予算を不正に流用した疑いで家宅捜索を受けた際、パンツの中に大量の札束を隠していたことが発覚した。副院内総務の職務を解かれ、最高裁は15日、90日間の議員資格停止を上院に勧告した。

 家宅捜索を受けたのはシコ・ロドリゲス議員(69)。最高裁によると、連邦警察が14日、北部ロライマ州ボアビスタの自宅に踏み込んだところ、3万3150レアル(約62万円)分の札束を下着に突っ込んだ。一般流通している最高額紙幣100レアル札で330枚以上、発行されて間もない200レアル札でも165枚以上に相当。トイレに行きたがった議員の尻部分が不自然に膨らんでいることに捜査員が気づいたという。

 地元紙によれば、ロドリゲス議員は「私はいかなる不正行為にも関与していないと誓う」と潔白を主張している。現金を隠した理由には言及していない。(c)時事通信社