競泳女子ペレグリニが新型コロナ陽性、五輪金メダリスト
発信地:ミラノ/イタリア
このニュースをシェア
【10月16日 AFP】2008年北京五輪の競泳女子200メートル自由形で金メダルを獲得したフェデリカ・ペレグリニ(Federica Pellegrini、イタリア)は15日、新型コロナウイルスの検査で陽性だったことを明らかにした。
32歳のペレグリニは、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに投稿した動画で、「たった今、悪いニュースを受け取った」「きょうの午後、検査を受けたら結果は陽性だった。私は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者」と説明した。
同種目の世界記録保持者で、通算6度の世界水泳選手権(FINA World Championships)制覇を誇り、東京五輪で5度目の五輪出場を目指していたペレグリニは、「体にかなりの痛みがあったので、きのうトレーニングを切り上げた」「午後に帰宅したら喉に痛みが出始めて、言うまでもなくプールに戻れなくなった」という。
また、次週はハンガリー・ブダペストで開催される国際水泳リーグ(International Swimming League、ISL)に参戦する予定だったといい、「とても残念。例年のシーズン再開が待ち遠しかった。笑うべきか泣くべきか分からない、実際のところ今までずっと泣いていた」と語った。(c)AFP