【10月18日 CGTN Japanese】消費の活性化やデジタル通貨の利用を促すため、中国南部の広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)で、今月10日からの5日間で計1000万元(約1億5651万円)のデジタル人民元が発行されました。

 今回発行されたデジタル人民元は抽選式で配布され、当選した5万人の市民が受け取りました。額面は200元で、今月12日から18日の期間限定で、市内の羅湖区(Luohu)にある3389カ所の店舗での買い物に利用できます。支払いの際は、アリペイ(Alipay)やウィーチャットペイ(WeChat Pay)などのように電子決済で利用できます。

 このようなデジタル通貨の出現について、専門家は「国際的な貿易決済システムに新たな可能性をもたらしている。そのポテンシャルは非常に大きい」と見ています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News