【10月15日 時事通信社】アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフをめぐる軍事衝突は、停戦が発効したにもかかわらず、緊張が収まっていない。ロシアとトルコの首脳が14日に軍事衝突発生後、初めての電話会談を行い、停戦合意順守の重要性を確認した。ロシアはアルメニアと軍事同盟を結び、トルコはアゼルバイジャンの後ろ盾だが、緊張緩和につながるかは不透明だ。

 ロシアの仲介により10日に停戦が発効したが、その後も戦闘は続いている。民間人を含めて死者は600人を超えた。

 アゼルバイジャン国防省は14日、アゼルバイジャンの都市を狙うためにアルメニアが領内に配備したミサイルのシステムを破壊したと発表。アルメニア外務省は「アゼルバイジャンは停戦の履行を拒否しているだけでなく、トルコの扇動によってアルメニア領内を攻撃し、衝突を拡大しようとしている」と非難した。(c)時事通信社