【10月16日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)漳州市(Zhangzhou)南靖県(Nanjing)には、同省特有の伝統家屋「土楼」が大小合わせて1万5千棟あり「土楼王国」と呼ばれている。今年の国慶節連休(1~8日)には観光客21万人余りが訪れ、観光収入は1億8千万元(1元=約16円)に上った。

 同県の有名な土楼には、沼地に建てられた「和貴楼」や二重の円楼からなる「懐遠楼」、北斗七星の形に円楼が配置された「河坑土楼群」などがある。

「福建土楼」は主に同市の南靖県や華安県(Hua'an)、竜岩市(Longyan)永定区に分布しており、2008年には国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録された。土楼が出現したのは11世紀の宋代で、石を基礎として地元の粗成土を主原料に用いている。土を突き固める版築(はんちく)工法で階層を積み重ね、竹と木を骨組みとして壁を補強。T字形の交差箇所を木製の型で固定している。外壁の厚さは1~2メートルで、1階と2階には窓を設けず、幾つもの防御機能を備えている。(c)Xinhua News/AFPBB News