イタリアが首位陥落、オランダとドロー 欧州NL
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【10月15日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)は14日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ1ではイタリアがホームでオランダと1-1で引き分け、首位から陥落した。
前月、敵地アムステルダムでオランダを1-0で下したイタリアだが、アウェーで0-0で引き分けた11日のポーランド戦に続き2試合連続のドローとなった。
同日に行われた試合でポーランドがボスニア・ヘルツェゴビナに3-0で勝利したため、勝ち点6のイタリアはポーランドと1ポイント差の2位に転落し、5ポイントのオランダは3位となった。残りが11月の2試合になる中、この3チームが準決勝に進む1枠を争っている。
イタリアを率いるロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は、「次の2試合で勝利する」とし、「ポーランド戦はプレッシャーがかからないだろう。われわれは次の2試合に勝利して勝ち上がる」と語った。
イタリアは15分過ぎ、ニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)が相手守備陣を切り裂くパスを送ると、ロレンツォ・ペレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)が至近距離からしっかりとゴールを決め、先制に成功した。
しかし、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)が放ったシュートのこぼれ球をドニー・ファン・デ・ベーク(Donny van de Beek)が押し込み、失点から10分もたたないうちにオランダが追いついた。
スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を率いるために辞任したロナルド・クーマン(Ronald Koeman)氏の後を継いだフランク・デ・ブール(Frank de Boer)新監督は、就任後いまだ勝利を挙げられていない。
ルーク・デ・ヨング(Luuk de Jong)がフリーで放ったヘディングは枠内に飛ばず、デパイのシュートはGKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)に阻まれるなど、決定機を決めきれなかったオランダだが、デ・ブール監督はイタリアを押し込んだことに満足していた。(c)AFP