【10月14日 CGTN Japanese】中国宗教界平和委員会は12日、北京で「心を合わせて協力し、共に福祉を促進する――宗教を越えた協力、新型コロナウイルス感染症の対策や経験を分かち合う」と題した国際シンポジウムを開催し、中国のコロナ対策の経験などを紹介した上で、人類運命共同体の構築を提唱し、国際社会が団結と協力を強化し、手を携えてグローバルな課題に共に対応することへの支持を表明しました。

 同シンポジウムには、中国の仏教、道教、イスラム教、カトリック、キリスト教の全国的団体の責任者らの中国宗教界平和委員会の委員が出席したほか、世界宗教者平和会議、アジア宗教者平和会議の責任者およびオーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、イタリア、ベルギー、イギリスなど11カ国からの宗教界の方々がオンラインで参加し発言しました。

 参加者らは宗教間交流協力を通じて、世界の感染症予防・抑制活動、人類の健康と福祉の維持、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実施推進に対して、より積極的な役割を果たすことについて議論を繰り広げ、自然尊重や環境保護意識の強化、人類の運命が相互に関連するという理念の確立、グローバルな対話と協力の提唱とともに、末永い平和と持続可能な発展を図ることを呼びかけました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News