【10月14日 AFP】米小売り・IT大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の創業者、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が設立した民間宇宙開発企業ブルー・オリジン(Blue Origin)は13日、ロケット「ニュー・シェパード(New Shepard)」の打ち上げ実験に再び成功した。ニュー・シェパードは将来、民間人に宇宙旅行の機会を提供する考えだが、初の有人飛行の実施日は依然として不明。

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 最大6人が搭乗できるニュー・シェパードのカプセルは、再利用可能なブースターにより高度106キロの宇宙空間に到達。その後パラシュートを用いて降下し米テキサス州のウェストテキサス(West Texas)の砂漠地帯に帰還した。飛行時間は合計10分9秒だった。ブースターは垂直着陸した。

 ブルー・オリジンがこれまで公開したカプセルの内部には、凝った照明が施された近未来的な機内に大きな舷窓があり、そのすぐそばに背もたれが水平の6席が配置されている。装備された複数のカメラは丸い地球を撮影しながら、乗客が無重力を体験する数分を永遠のものにするという。

 競合他社の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)は今年7月、自社の宇宙船内部を公開。同社も乗客らが数分間、宇宙空間にとどまる旅の実現を目指している。

 映像は「ニュー・シェパード」の打ち上げ実験。ブルー・オリジンが14日提供。(c)AFP