【10月14日 CGTN Japanese】注目されている野生動物保護法の改正草案が13日、第13期全国人民代表大会常務委員会第22回会議の審議に提出されました。

 公衆衛生リスクの防止が今回の最重要内容となっています。立法側は野生動物の疾病モニタリング制度の強化や野生動物の食用禁止などの面から、公衆衛生上の安全を守る体制の構築を目指しています。

 今回は野生動物保護法の4年ぶりの改正となります。今年2月に、全国人民代表大会常務委員会は野生動物をむやみに食べることに対して「法的レッドライン」を引くといった関連決定を採択しました。

 今回の改正には、「関連の野生動物とその製品の生産や取り扱い、食用目的の違法な購入を禁止する」「ネット上または商品取引市場、飲食店などで野生動物とその関連製品を違法に販売、購入したり食用にしたりすることを禁止する。また、野生動物とその関連製品を利用した展示、取引、消費サービスの提供も禁止する」などの新たな規定が加えられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News