【10月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)のユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督に、進学する上での不安について手紙を書いた若いファンの母親は12日、指揮官本人からの思いやりある返事に「驚いた」と明かした。

 リバプールファンである11歳のルイス・バルフ(Lewis Balfe)さんは8月、クロップ監督への手紙の中で9月から始まる新しい学校生活に関する不安についてつづった。

 バルフさんの母親であるミレナ(Milena Balfe)さんは、英PA通信(Press Association)に「彼は非常に興奮していて、私もとても驚いた。クラブから変哲もない返答があるか、何かしらのお礼があるかもしれないとは思っていたけれど、あれほど個人的な手紙を受け取れるなんて思わなかったから」と話した。

 昨シーズン、プレミアリーグの創設後では初となるリーグタイトルをクラブにもたらしたクロップ監督は、手紙の中で「ある秘密を伝えることから始めてもいいかな? 私は緊張するんだ」と記した。

「本当に率直に言えば、もし緊張しなかったら心配してしまう。緊張するときは、そのエネルギーをポジティブな何かに変える機会を与えてくれるから」

「君くらいの年齢の少年が、リバプールの監督も君のように感じ得ると考えるのは奇妙かもしれないが、私も緊張する」

「受け取った手紙から、君が非常に思慮深く、とても思いやりがあることは明らかだ。そういった特性がある場合、緊張から逃れるのはとても難しい」

「選手がそう感じているときに私がどうするかを尋ねてくれたが、答えはシンプルだ。彼らが私にとって非常に重要で、私が彼らをとても信頼しているということを思い出させる。君や家族にとってもそれがまったく同じであることは間違いない」

「悪いことが起きると心配する必要はない。知っての通り、私は決勝戦で何度となく負けている。それについて良い気分はしないが、家族や友人の助けを借りて前進し続け、最終的にわれわれは素晴らしい瞬間をいくつか楽しむことができた」

「もし悪い瞬間をくよくよ悩んでいたら、それが起き得なかったことは分かっている。だから、どうか自分自身に対してポジティブになって、成長する中で迎える素晴らしい時間を心待ちにしてほしい」

 クロップ監督は「私やLFC(リバプールの略称)の全ての人にとって、君の応援は非常に重要。だから、われわれも君を応援しているということがこの手紙で伝わるとうれしい」と記し、応援してくれているルイスさんに謝意を表した。(c)AFP