【10月13日 時事通信社】欧州連合(EU)は12日、ルクセンブルクで開いた外相理事会で、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件に関与した人物に制裁を科すことに合意した。制裁対象などの精査を経て発動する。

 ロシアの責任を訴えるドイツ、フランス両国による制裁提案に各国が応じた。ただ、ロシアは関与を否定しており、反発は必至だ。

 事件をめぐっては、化学兵器禁止機関(OPCW)が6日、ナワリヌイ氏に旧ソ連の軍用神経剤「ノビチョク」系の物質が投与されたことを確認したと発表。独仏などによる検査結果が裏付けられた。

 独外務省のツイッターによると、マース外相は理事会後、「国際法違反の責任者と見なす個人への制裁実施に合意した。こうした深刻な犯罪にEUが結束を示すのは重要だ」と語った。(c)時事通信社