【10月13日 時事通信社】ベラルーシ内務省高官は12日の声明で、今後はデモ鎮圧に際し、「必要に応じて特別な装備や戦闘用武器を使用する」と警告した。ベラルーシでは8月の大統領選の結果に抗議するデモが続き、治安部隊はこれまでは放水車などを使って鎮圧を図っていた。

 内務省高官は首都ミンスクの抗議デモが「過激化している」と強調。11日にはデモ隊が投石を行ったり、タイヤに火を付けたりしたと述べ、こうした行為は「市民の抗議活動とは何ら関係がない」と非難した。ベラルーシがソ連崩壊後の1990年代のような混乱や、旧ソ連構成国で政権が打倒された「カラー革命」のような事態に陥る可能性があるとも主張した。

 政権はデモ取り締まりを続けており、11日は全国で700人超が拘束された。地元メディアによると、12日にはミンスクでデモに参加していた年金生活者らに催涙スプレーや閃光(せんこう)弾が使われた。(c)時事通信社