【10月12日 CGTN Japanese】上海(Shanghai)で展示された金亀舎利塔(きんきしゃりとう)など日本の国宝が10日、中日両国間の定期フェリー「新鑑真号」で帰途に就きました。

 これら国宝は昨年12月から、中日文化交流協定締結40周年を記念して上海博物館で開かれる「滄海/そうかいの虹:唐招提寺鑑真文物・東山魁夷障壁画展(日本語名:鑑真和上と唐招提寺東山魁夷/かいい作品展)」に出展されていました。

 今年2月まで開催される予定だったこの展示会は、新型コロナウイルスの大流行により、1月24日から博物館が臨時休館を余儀なくされ、その後3月13日から4月5日まで特別開催されていました。金亀舎利塔など国宝の初めての中国出展であるため、展示期間には、約22万人以上が来場したということです。

 国宝を搭載した「新鑑真号」は12日に神戸港に到着する予定です。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News